用途によって使い分け、ネステナーの種類
ネステナーは自由にレイアウトでき、未使用時はコンパクトに保管も出来るとても便利な保管用のラックの事で、主に物流倉庫などでパレットなどを積み重ねるのに使用されていますね。
便利なネステナーには大まかに分けると3つの種類があります。正ネステナーと逆ネステナー、そしてその二つにより便利に使えるような機能を備えたネステナーです。
正ネステナー
ネステナーは荷物を載せる面が格子状になっています。この格子状の荷物を載せる面が下部にくるネステナーを正ネステナーといいます。
正ネステナーに荷物を載せて保管すれば、ネステナーごとフォークリフトで運ぶことが出来るので、いちいちネステナーから積み荷を降ろすことなく運ぶことができるので便利です。
逆ネステナー
正ネステナーと逆の向きで、格子状の荷物を載せる面が上にきているネステナーの事を逆ネステナーといいます。逆ネステナーは連結パレットなどと組み合わせる事で、ネステナーの必要個数を減らす事ができ、コスト削減につなげる事も可能です。
また、地面に直接置いた荷物の上に設置する事で2台分のスペースを確保できるので狭いスペースでは活用したいネステナーです。
その他のネステナー
ステージ付のネステナー
正ネステナーの上部にパレットを置くステージが付いたネステナーになります。パレットの保管に適したネステナーです。
正逆両用ネステナー
その名の通り、正ネステナーとしても逆ネステナーとしても利用できる利便性の高いネステナーです。限られたコストとスペースにおいては、どちらにも適応できるネステナーは便利です。
この他に、ネステナーは連結パレットと組み合わせたり、中間部分に棚を設ける事が出来るなど、用途に応じてオプションを付ける事で利便性を高める事も出来ます。
このように積み重ねる荷物の多い倉庫など、限られたスペースで多くの荷物を保管する際に優れた能力を発揮するネステナー。
その種類によって使い分ける事でさらに効率よくスペースを有効活用する事が出来る便利なアイテムです。